情報提供: ディスカバーたいはく4号
 所在地: 仙台市太白区茂庭
 連絡先: 太白区まちづくり推進協議会
 関連ホームページ: http://www.city.sendai.jp/taihaku/mati/discover/index.html

241 蕃山

頂上にある常寂光塔
頂上にある常寂光塔

 蕃山(ばんざん)は標高三五六メートルの緑ふかい山で、そのふもとには雲居禅師が開山し、伊達忠宗が創建した名刹大梅寺があり、現在も、当時の庫裏や白鹿堂が残っている。
 頂上には、三間四方の宝形造りの常寂光塔(雲居堂)があり、内部には雲居禅師を真ん中に、鳥帽子に白い長衣を着て手に弓矢をもった磐二郎、磐三郎が左右に並んだ、木像三体が安置されている。
 この磐二郎、磐三郎は、かつて東北から北開東にかけての狩猟民(マタギ)に、その元祖と仰がれてきた兄弟である。

   


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