情報提供: ディスカバーたいはく5号 | ![]() |
所在地: 仙台市太白区向山4丁目17 | |
連絡先: 太白区まちづくり推進協議会 | 電話: 022-247-1111 |
関連ホームページ: http://www.city.sendai.jp/taihaku/mati/discover/index.html |
191 石川善助(いしかわぜんすけ)の詩碑 |
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化石を拾ふ |
詩人・石川善助(一九〇一〜一九三二)は、仙台市国分町芭蕉の辻に生まれた。家は代々「菅喜」という屋号をもつ小間物屋だったが、彼が仙台商業学校に入学した翌年破産。そのため卒業後十年ほど他の店で働く。 その間、詩人たちと接触、同人誌「感触」を発行したり「北日本詩人」を創刊する。昭和三年上京、中央詩壇を目指し、草野心平、高村光太郎らと交友を深め詩作も認められるようになる。 酒を相手にすることが多く、昭和七年六月二十七日、三十一歳の若さでこの世を去った。その最期は大森駅近くの線路を歩いているうちに側溝に転落、溺死状態であったという。発見されたときは死後十日を経過していた。 没後、友人たちによって「鴉射亭(あしゃてい)随筆」、詩集「亜寒帯」、「石川善助童謡集」が発行されている。 |
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