情報提供: ディスカバーたいはく2号
 所在地: 仙台市太白区鹿野
 連絡先: 太白区まちづくり推進協議会
 関連ホームページ: http://www.city.sendai.jp/taihaku/mati/discover/index.html

91 鹿野(二口・笹谷街道)

鹿除土手に残る千本杉。鹿除けだけでなく、藩防衛の目的もあったという
鹿除土手に残る千本杉。
鹿除けだけでなく、藩防衛の目的もあったという

 鹿野もまた、笹谷・二口街道の通り道。街道脇に弘法井戸があって、冷たい水が街道を通る人の喉を潤したという。しかし、街道の北側は、大年寺などの山々。一歩分け入れば、キツネやタヌキがはいかいする小さな村落だった。
 承応二年(一六五三年)には二代藩主忠宗が茂ケ崎山で鹿百四十六頭を捕獲したという記録もあるが、大年寺が建立されてからは殺生禁断となった。そのため、鹿や猪から受ける農作物の被害を防ぐために、大年寺山から佐保山までの間に土手が築かれた。それが、鹿除土手。後年、杉が植えられ、杉土手と呼ばれるようにもなったという。
 鹿野小学校の北側には、藩政時代に植えられた千本杉(杉土手)の一部が今も残る。



鹿野地名考
 火野、刈野などと呼んだ古い原野の呼び名の説や「かの」を焼畑の意に用いている説もあるが、鹿や猪の生息地だったことが、地名の由来となったのかもしれない。

   


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