情報提供: ディスカバーたいはく5号 | ![]() |
所在地: 仙台市太白区秋保町 | |
連絡先: 太白区まちづくり推進協議会 | 電話: 022-247-1111 |
関連ホームページ: http://www.city.sendai.jp/taihaku/mati/discover/index.html |
81 磊々峡命名 |
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覗橋のたもと、磊々峡の写真撮影に最も適した場所といわれる遊歩道に、仙台市教育委員会の手で、磊々峡の由来を記した案内板が立てられています。それには「昭和六年小宮豊隆氏より磊々峡と命名された。」と記され、詩的な案内が付されています。 小宮は、夏目漱石門下生の一人。東北大学文学部教授として赴任してきて、阿部次郎、土井晩翠等と親交し、芭蕉全集の編纂などに携わっています。 奥羽山系二口渓谷より 発した名取川は此処に 至りて急にその川幅をせばめ、 急流となり或いは流勢を 減じて紺碧の深淵となる。 両岸は秋保石と呼ばれる 石英安山岩質凝灰岩 角礫岩よりなり、奇岩怪石が 磊々と重なり合い奇面岩、 人間岩、鳴合底、 猪跳岩などの奇勝、更に雨滝、 糸滝など懸崖敷 布して一層の景勝を 豊かにしている。 |
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