情報提供: ディスカバーたいはく5号 | ![]() |
所在地: 仙台市太白区秋保町 | |
連絡先: 太白区まちづくり推進協議会 | 電話: 022-247-1111 |
関連ホームページ: http://www.city.sendai.jp/taihaku/mati/discover/index.html |
61 秋保開発 小林八郎右衛門(こばやしはちろうえもん) |
秋保温泉の発展は、長町〜秋保温泉間を結ぶ秋保軌道の開通に負うこと大であったと言われます。この秋保軌道の開通に携わったのが、仙台市南材木町の商人・小林八郎右衛門でした。 小林家は、南材木町で醤油醸造業を営む家。小林八郎右衛門は、明治二十二年(一八八九)に仙台市が誕生し、最初の市会議員選挙が行われた時に市会議員に当選し、明治二十四年には仙台商業会議所の初代常置員に推され、明治二十六年には仙山線建設の請願運動に参加している。 そんな小林が、大正元年(一九一二)、秋保石材合資会社などを吸収合併して秋保石材の運搬を目的とした秋保石材軌道株式会社を発足(大正二年に会社創設)。 大正十四年(一九二五)電気軌道を敷設して運転し、秋保電気軌道株式会社(略称秋保電鉄)とした。 |
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